今回はPhotoshopを使って、画像をレザークラフト(刻印)風に加工する方法をご紹介していきます。完成イメージは以下の通りです。
![完成イメージ](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample0-3.gif)
レザークラフト風に加工
まずは、革に刻印したい画像を用意して、以下の記事を参考にシルエット調にしておきましょう。
続いて、革の画像を用意します。今回はフリー素材サイトのpixabayから以下の画像をダウンロードしました。
![革素材](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/leather-2719497_1280-1024x681.jpg)
ではここからはPhotoshopの操作に移っていきます。
まずは新規プロジェクトを立ち上げ、ダウンロードしてきた革の素材をインポートします。
その後、中央にレザークラフト風にしたいロゴ画像を配置します。
![革素材とロゴを配置](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample1-4-1024x576.jpg)
続いて、ロゴレイヤーにぼかしをかけていきます。
画面上部のフィルタータブからぼかし->ぼかし(ガウス)を選択しましょう。
![ぼかし(ガウス)](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample2-3-1024x576.jpg)
ぼかし(ガウス)の詳細画面が開いたら、半径を1.0pixelに設定してOKを押してください。
![ぼかし(ガウス)詳細](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample3-1-1024x1020.png)
続いて、フィルターから変形->波紋を選択して、量を-60%、振幅数を小に設定しましょう。
![波紋](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample4-2-1016x1024.png)
波紋の設定を終えたら、ロゴレイヤーを右クリックして、スマートオブジェクトに変換を選択しましょう。
![スマートオブジェクトに変換](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample5-3-1024x576.jpg)
お次はロゴレイヤーの塗りを0%に変更しましょう。
![塗りを0%に](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample6-2-2-1024x576.jpg)
塗りを0%に変更したら、Ctrl + J または Command + J でロゴレイヤーを複製しましょう。
レイヤーをコピーしたら、オリジナルのロゴレイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルを設定していきます。
まずは、ドロップシャドウを以下のように設定します。
![オリジナルにドロップシャドウ適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample7-2-1024x633.png)
続いて、ベベルとエンボスを以下のように設定します。
![オリジナルにベベルとエンボス適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample8-2-1024x646.png)
続いて、グラデーションオーバーレイを以下のよう設定します。グラデーションカラーは、画像の赤枠部をダブルクリックして、プリセットから基本->黒、白を選択してOKを押してください。
![オリジナルにグラデーションオーバーレイ適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample9-2-1024x645.png)
オリジナルロゴレイヤーのスタイルを設定したら、今度はコピーの方のレイヤースタイルを設定していきます。
まずは、ドロップシャドウを以下のように設定します。
![コピーにドロップシャドウ適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample10-1-1024x605.png)
続いて、ベベルとエンボスを設定していきます。
![コピーにベベルとエンボス適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample11-1024x643.png)
続いて、シャドウ(内側)を以下のようにしましょう。
![コピーにシャドウ(内側)適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample12-2-1024x576.png)
最後に、光彩(内側)を以下のように設定したら完成です!
![コピーに光彩(内側)適用](https://www.sinmezurakan.com/wp-content/uploads/2023/11/sample13-1024x604.png)
完成系を見て、もう少し刻印をくっきりとさせたい場合には、ベベルとエンボスの深さやサイズなどを調節してみてください。
まとめ
今回はPhotoshopを使って、画像をレザークラフト(刻印)風に加工する方法をご紹介していきました。
革素材以外にも、ベベルとエンボスやシャドウを適用することで、重厚感のあるロゴマークを作成することができるため、ぜひ活用してみてください。