今回はPhotoshopを使って、被写体の目を光らせたり稲妻エフェクトを追加する方法をご紹介していきます。完成イメージは以下の通りです。
目を光らせる
ではまず、元画像をPhotoshop新規プロジェクトにインポートし、曲線ペンツールを選択しましょう。そして、タイプをシェイプ、塗りの色を白、線をなしに設定しましょう。
ペンツールの設定を終えたら、目を覆うようにシェイプを作成していきます。
両目のシェイプが出来たら、シェイプを結合して1つのレイヤーにしておきましょう。
シェイプを結合したら、シェイプにぼかしをかけます。
画面上部のフィルタータブからぼかし->ぼかし(ガウス)を選択しましょう。
ぼかし(ガウス)の詳細設定画面に遷移したら半径を1.0pixelに設定してOKを押してください。
ぼかしを加えたら、今度はシェイプレイヤーをダブルクリックし、レイヤースタイル画面を開きます。
そして、光彩(外側)を以下のように設定します。(カラーは#594df8に設定していますがお好みで変更してください。)
では今度は、オリジナルの画像レイヤーにカラールックアップを適用しましょう。
カラールックアップの詳細画面が開いたら、3DLUTファイルの一覧から「HorrorBlue.3DL」を選択しOKを押しましょう。
稲妻を作る
では、一番上に新規レイヤーを作成し、フィルタータブから描画->雲模様1を選択しましょう。選択すると、以下のようにもやのようなものが作成されるかと思います。
今度は描画->雲模様2を選択します。以下は雲模様2を追加したイメージです。
雲模様1と2を追加したら、Ctrl + I で色調を反転させましょう。
色調を反転させたら、Ctrl + L でレベル補正画面を開きます。そして、入力レベルの左の値を245~253くらいの値に変更します。
そして、線の一部を多角形選択ツールなどで選択します。ここで選択した線を稲妻として使用します。
線の一部を選択したら、Ctrl + J を押して、選択範囲を新規レイヤーとして作成します。
そして、作成されたレイヤーを選択した状態で、選択範囲メニューより色域指定をクリックします。
色域指定ウィンドが開いたら、選択を指定色域、許容量を200に設定します。そして、スポイトツールで、稲妻模様の周辺の黒い部分をクリックします。
こうすることで、以下のように、画面内の黒い部分が選択されました。この状態でDELETEキーを押し、稲妻模様のレイヤーから余分な黒い部分を削除しましょう。
余分な背景の削除が出来たら、稲妻模様のレイヤーの描画スタイルをハードライトに変更し、位置を調整しましょう。
稲妻レイヤーを複製し、反対側の目にも付けてみましょう。後はお好みでコントラストなどを調整すれば完成です。