【Photoshop】顔に涙を追加する方法

Photoshopのあれこれ

今回はPhotoshopを使って、顔に涙を追加する方法をご紹介していきます。以下は完成イメージです。

まずは涙を加えたい顔の画像をインポートしましょう。そして、その後新規レイヤーを作成してください。

続いてブラシツールを選択して、ブラシの種類をソフト円ブラシ硬さを60%に設定します。ブラシの直径は涙の粒くらいの大きさに設定してください。

ブラシの設定を完了したら、鼻の横あたりにブラシでポイントを打ちます。ブラシカラーは好きな色でOKです。

今度は指先ツールで先ほど打ったポイントを雫の形に伸ばしていきます。

指先ツールで形を整えたら、このレイヤーの塗りを0%にしましょう。

続いてレイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルを開きます。そして、ドロップシャドウを追加します。今回の例では各項目を以下のように設定しています。

★ドロップシャドウの設定値★
 描画モード:乗算(カラーは肌の色より少し暗めの色)
 不透明度:90%
 角度:120°
 距離:6px
 スプレッド:0%
 サイズ:5px

角度や距離、サイズなどは、画像の大きさや光源の位置に合わせてお好みで調整してみてください。

続いて、ベベルとエンボスを追加して各項目を設定します。今回の例では以下のように設定しています。

★ベベルとエンボスの設定値★
 スタイル:ベベル(内側)
 テクニック:滑らかに
 深さ:1000%
 方向:上へ
 サイズ:7px
 ソフト:3px

 角度:120°
 高度:50°
 ハイライトのモード:スクリーン(白・不透明度60%)
 シャドウのモード:乗算(黒・不透明度0%)

こちらのサイズや角度なども、元画像に合わせてお好みで調整してみてください。

これで、しずくがよりリアルになったかと思います。

続いて、ブラシツールで涙の痕を書いていきます。ブラシの直径は雫の1/3程度、硬さは10%~30%ほどに設定してください。

最後に消しゴムツール不透明度を30%に設定して、涙の痕を少しぼかしていきます。

これで全行程が完了です!お疲れ様でした!

あとはより自然になるようにドロップシャドウやベベルを調整してみて下さい。

今回はPhotoshopを使って、顔に涙を追加する方法をご紹介していきました。

ドロップシャドウとベベル・エンボスを適用することで、他にも雨粒やガラスなども表現することができますので、ぜひ試してみてください。